◆放送日:2012年2月18日(土)8:00-8:14
◆ゲスト:京都市修得地域包括支援センター 社会福祉士/京都福祉サービス協会職員労働組合 林道也さん
◆インタビューアー:NPO京都コミュニティ放送 時岡浩二
◇●◇●◇●◇●◇●◇●『第2回高齢者ケア・フォーラム◇●◇●◇●◇●◇●◇●
■テーマ「老いること、生きること、食べること」
■日時:2012年2月19日(日)9:30~12:00
■会場:キャンパスプラザ京都 第3講義室
(定員170名・先着順・事前申込不要・どなたでも参加できます)
(京都駅北口より西へ徒歩5分・ビックカメラ北側)
■内容
(1)実践報告
井上可奈恵/特別養護老人ホーム紫野・ケアワーカー
「看取りケアについて」
(2)シンポジウム
天田 城介/立命館大学大学院先端総合学術研究科・准教授
「老い衰えゆくことの発見」
浜渦 辰二/大阪大学大学院文学研究科臨床哲学・教授
「死生観が必要である」
荒金英樹(愛生会山科病院・消化器外科部長)
「胃ろうの何が問われているか」
司会:林道也/京都市修徳地域包括支援センター・社会福祉士
■会の趣旨
人は皆“老いる”。老いれば“衰える”。そして、その先には“死”が待っている。自然の姿だ。しかし、現代を生きる私達には、老い衰えてから死までに、かなりの間(年月)がある。その様相や長さは人によって異なるにしても、老い衰えて“生きる”期間がある。その間、どう生きるか。老い衰えてどう生きるか。
そもそも、「生きる」とは、「死」とは、何か。今ほど「死生観」が求められる時はないかもしれない。私たちは、普段、死を遠ざけようとしていないか。しかし、死は確実に来る。死を見据え、死から生きることを考えることにも大きな意味がある。
さらに、生きることの中で最も大切なことのひとつである“食べる”ことを問う。食べられなくなったらどうするか。「胃ろう」をどう考えるか。最近、老年医学会と厚労省研究班がそれぞれ指針案を示した。また、摂食嚥下や栄養ケアの動きも盛んになっている。今、この課題に取り組む重要性を感じる。
これらのこと――老いる(衰える)こと、生きる(死ぬ)こと、食べる(食べられない)こと――は密接に結びついている。そして、ここで求められる〈ケア〉こそが、私たちに与えられた課題である。
■参加費:300円(本組合員は無料)
■主催:京都福祉サービス協会職員労働組合
■共催:大阪大学「ケアの臨床哲学」研究会
立命館大学生存学研究センター
京都福祉サービス協会ホームヘルパー労働組合(京都ヘルパーネット)
■後援:京都福祉サービス協会、ナースネット研究会、患者のウェル・リビングを考える会、マイケアプラン研究会、京都ボランティア協会、きょうと介護保険にかかわる会、〈ケア〉を考える会、下京西部医師会、歯科医師会下京支部・南支部、下京南薬剤師会、リーガルサポート京都支部
■問い合わせ:林道也/090-5366-1497/884michiya@gmail.com
◇●◇●◇●◇●◇●◇●『関連リンク◇●◇●◇●◇●◇●◇●
浜渦辰二さんのページは「ケアの臨床哲学」研究会(代表:浜渦辰二)
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/hamauzu.html
・天田城介さん
http://www.josukeamada.com/index.html
荒金英樹さんは、このfacebookでも積極的に発言しています。
「友達」になられてはいかがでしょうか。
・京都 – 〈ケア〉を考える会
care-kyoto.jimdo.com
ケアについて考える人のjimdoページ。
この会は、〈ケア〉現場で働く人や、〈ケア〉について考える人の学習の場です。私たちは、〈ケア〉をさまざまな視点から掘り下げていきます。そして、その学習をとおして「ケアの哲学」とでもいうようなものを追求します。〈ケア〉に携わる者として、その根本的な“支え”となるものを求めています。